今回は、さらに細かな成分の素性をまとめてみました。できるだけ平易な言葉で表現することを心がけていますが、最低限の専門用語は使用せざるを得ないことをご承知おきください。
内容に関するご質問、ご意見ご要望はお問い合わせよりお願いいたします。
海洋深層水
海洋学でいう海洋深層水は北大西洋深層水と南極低層水の事を指しますが、一般商業用は出自を問わない深度200メートル以深の海水のことを指します。ここでは後者に対して説明します。
海洋深層水の特徴は産業排水等の汚染の影響をほとんど受けない深度で、太陽光も届かず植物プランクトンが繁殖出来ず、また低温のため雑菌も少なく、表層水に比べとても清浄な水が安定して存在していることにあります。
また、植物プランクトンが繁殖しないため、無機栄養素(硝酸態窒素、リン酸態リン、ケイ素)の多い栄養塩が消費されず残っていて、人体の体液(血液や組織液、羊水など)と海洋深層水のミネラルバランスはとても似ているので、人の健康維持に利用できないか、予防医学分野で注目されています。
そして日本の海洋深層水研究は世界トップレベルといわれています。
当方製品では高知県室戸沖で取水された海洋深層水が、天然保湿成分として配合されています。
海洋深層水の特徴は産業排水等の汚染の影響をほとんど受けない深度で、太陽光も届かず植物プランクトンが繁殖出来ず、また低温のため雑菌も少なく、表層水に比べとても清浄な水が安定して存在していることにあります。
また、植物プランクトンが繁殖しないため、無機栄養素(硝酸態窒素、リン酸態リン、ケイ素)の多い栄養塩が消費されず残っていて、人体の体液(血液や組織液、羊水など)と海洋深層水のミネラルバランスはとても似ているので、人の健康維持に利用できないか、予防医学分野で注目されています。
そして日本の海洋深層水研究は世界トップレベルといわれています。
当方製品では高知県室戸沖で取水された海洋深層水が、天然保湿成分として配合されています。
ヒト遺伝子組換技術
大腸菌または酵母の一種に遺伝子組換操作を行い、増殖したいDNAを導入し、これらの微生物が成長因子を産出させます。そして放出された成長因子を精製、回収する方法です。
成長因子が微生物内で増殖するプロセスは、ヒトの体内でのそれと同じなので、産出物の安全性の懸念は少ないと考えられています。
対して遺伝子組み換え作物は、DNAを導入し生産された作物をそのまま食料として摂取するもので、人体への安全性の懸念があると言われています。
当方で扱っている化粧品は「厚労省生物由来原料基準」に適合した運用を行っている原材料を使用しています。
下記リンクにyoutube動画「遺伝子組換とゲノム編集」を貼り付けておきます。
遺伝子組み換え技術のことを平易に解説してくれています。
成長因子が微生物内で増殖するプロセスは、ヒトの体内でのそれと同じなので、産出物の安全性の懸念は少ないと考えられています。
対して遺伝子組み換え作物は、DNAを導入し生産された作物をそのまま食料として摂取するもので、人体への安全性の懸念があると言われています。
当方で扱っている化粧品は「厚労省生物由来原料基準」に適合した運用を行っている原材料を使用しています。
下記リンクにyoutube動画「遺伝子組換とゲノム編集」を貼り付けておきます。
遺伝子組み換え技術のことを平易に解説してくれています。
ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1
大腸菌または酵母の一種によって産生させた単鎖の遺伝子組換ヒトペプチド。出発遺伝子は、上皮成長因子のコードを持ち、ヒト細胞から直接単離されたものである。
配合目的:EGF(上皮細胞成長因子)
配合目的:EGF(上皮細胞成長因子)
ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-11
本品は、大腸菌によって産生させた単鎖の遺伝子組換ヒトペプチドである。出発遺伝子は、酸性線維芽細胞成長因子-1のコードを持つヒト細胞から直接単離されたものである。
配合目的:FGF(線維芽細胞成長因子)
配合目的:FGF(線維芽細胞成長因子)
ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-3
大腸菌または酵母の一種によって産生させた単鎖の遺伝子組換ヒトペプチドである。出発遺伝子は、ケラチノサイト成長因子のコードを持つヒト細胞から直接単離されたものである。
配合目的:KGF(角化細胞成長因子)
配合目的:KGF(角化細胞成長因子)
ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-19
大腸菌によって産生させた単鎖の遺伝子組換ヒトペプチドである。出発遺伝子は、形質転換増殖因子αのコードを持つヒト細胞から直接単離されたものである。
配合目的:TGF(トランスフォーミング増殖因子)
配合目的:TGF(トランスフォーミング増殖因子)
ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-2
大腸菌によって産生させた単鎖の遺伝子組換ヒトペプチドである。出発遺伝子は、インスリン様成長因子のコードを持ち、ヒト細胞から直接単離されたものである。
配合目的:IGF(インスリン様成長因子)
配合目的:IGF(インスリン様成長因子)
その他美容成分
ヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸のナトリウム塩のことで酸性ムコ多糖であり、水によく溶け、高い水分保持能と粘性をもちます。
酸性ムコ多糖は真皮層でコラーゲンとエラスチンの間を埋める役割を持っています。
皮表水分保持による保湿作用を目的に配合されます。
マトリックス生成成分。
酸性ムコ多糖は真皮層でコラーゲンとエラスチンの間を埋める役割を持っています。
皮表水分保持による保湿作用を目的に配合されます。
マトリックス生成成分。
水溶性コラーゲン
非加水分解性(酸や酵素等で分解されない)タンパク質であり、水に溶け、比較的湿度の影響を受けにくく、高い保水性と肌なじみのよさを特徴としています。
皮表水分保持による保湿作用を目的に配合されます。
マトリックス生成成分。
皮表水分保持による保湿作用を目的に配合されます。
マトリックス生成成分。
水溶性エラスチン
加水分解エラスチンともいい、エラスチンを可溶化したもの。
保湿作用、植物エキスの効果発揮作用、保湿成分の効果発揮作用、抗酸化成分の効果発揮作用を目的に配合される。
マトリックス生成成分
保湿作用、植物エキスの効果発揮作用、保湿成分の効果発揮作用、抗酸化成分の効果発揮作用を目的に配合される。
マトリックス生成成分
水添レシチン
自然界の動植物すべての細胞中に存在する生体膜の主要構成成分であるリン脂質を主成分とするレシチンに水素を添加したレシチン誘導体です
乳化、リポソーム形成による効果促進作用を目的に配合され、DDS(Drug Derivery System)基材として利用されています。
大豆由来成分です。
乳化、リポソーム形成による効果促進作用を目的に配合され、DDS(Drug Derivery System)基材として利用されています。
大豆由来成分です。
コレステロール
DDS基材として配合されています。
アセチルグルコサミン
ヒアルロン酸再生ファクターとして配合されています。
グルクロン酸
ヒアルロン酸再生ファクターとして配合されています。
ウリジンリン酸2Na
ヒアルロン酸再生ファクターとして配合されています。
プロリン
コラーゲンの生成を促進します。
コラーゲンやヒドロキシプロリンの元となる重要なアミノ酸です。
コラーゲンやヒドロキシプロリンの元となる重要なアミノ酸です。
ヒドロキシプロリン
コラーゲンの中に多量に存在するアミノ酸で、コラーゲンの生成を促進するだけでなく、そのものにコラーゲンと同等以上の保湿効果があります。
アスコルビン酸
ビタミンCのことで、コラーゲンの生成を促進します。
コラーゲン中のヒドロキシプロリン生成時に必要。
コラーゲン中のヒドロキシプロリン生成時に必要。
ヒドロキシアパタイト
リン酸塩鉱石から得られる無機物で、コラーゲン再生ファクターとして配合されています。
エクトイン
美白+美肌ファクターとして配合されています。
システイン
アミノ酸で、美白+美肌ファクターとして配合されています。
トコフェロール
ビタミンEのこと。
血行を促進することにより新陳代謝を活発にし肌を健やかに保ちます。
血行を促進することにより新陳代謝を活発にし肌を健やかに保ちます。
コウジ酸
美白+美肌ファクターとして配合されています。
アデノシン三リン酸2Na
美白+美肌ファクターとして配合されています。
パルミトイルトリペプチド-5
DSM社(オランダ)のフェイスケア向けの高機能性アンチエイジング処方用途に複数の合成ペプチドを最適に組み合わせた複合原料「SYN®-TC」に含まれている。
トリフルオロ酢酸テトラデシルアミノブチロイルバリルアミノ酪酸ウレア
DSM社(オランダ)のフェイスケア向けの高機能性アンチエイジング処方用途に複数の合成ペプチドを最適に組み合わせた複合原料「SYN®-TC」に含まれている。
パルミトイルジペプチド-5ジアミノブチロイルヒドロキシトレオニン
DSM社(オランダ)のフェイスケア向けの高機能性アンチエイジング処方用途に複数の合成ペプチドを最適に組み合わせた複合原料「SYN®-TC」に含まれている。